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炭鉱事故多発 10月101人が死亡

2011年11月02日

 

【新唐人2011年11月3日付ニュース】中国当局が最近発表したところによると、今年10月だけで重大な炭鉱の事故が6件も発生、101人が亡くなりました。中国の炭鉱は今、深刻な危険にさらされています。

10月29日の午後、湖南省衡陽市の炭鉱でガス爆発が発生しました。当局によると、当時坑道では35人が作業中で、生還したのは6人のみ。29人が亡くなりました。当局はこれについて、炭鉱側が総合的な予防措置をとっておらず、責任者が坑道に下りて指揮しないなど、重大な過失事故だと認めました。

某炭鉱関連病院の元院長
「官僚の誰が坑道に下りますか?炭鉱の入り口にすら行きません。下が危険かどうかも官僚は知りません。庶民は 炭鉱がこれほど危険でも、一家を養うために、安全よりも金を優先します。これは一連の問題なのです」

10月27日、河南省の炭鉱でもガス爆発事故が発生し、14人が死亡。当局によると、予防措置を怠ったことが事故の原因です。

炭鉱作業員
「今多くの問題は人為的です。炭鉱業者や特定の官僚が結託しています。利益追求のため安全を顧みません。危険があっても上に報告せず、生産を続けるのです」

当局によると、中国では今年に入ってから重大な炭鉱事故が18件発生し、257人が死亡。そのうち、違法な生産による事故は8件。死者は120人に達しました。

新唐人テレビがお伝えしました。

www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/11/01/atext611375.html.-

中国矿难高发-仅10月死逾百人.html


 

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